フォトフレームを改造してみる(202HW)
年末にしてみたこと。
Photovision 202HWというフォトフレームを去年中頃に購入してあったものをいじくってみます。
中身がAndroidで動いているという結構な仕様で、Softbankの足かせがついていることもあり、市場ではかなり安価に出回っていたりします。
中身のファームウェア18.1くらいまでは、分解して、中にあるUSBポートへコマンドを流し込んだらそのまま契約SIMなしで、フルセグテレビとして使用できたみたいです。
入手したときの情報不足で、その接続するための方法もふさがれた、対策済みバージョンである、2.41αでしたっけ。
がすでに導入済みの物でした。
いろいろ調べていくと、これも対応可能な様ですが、細かな半田付けと、シリアルポート接続が必要とのこと。
年末に、時間が取れたのでやってみました。
本体の分解から。
まず、裏蓋を下にある爪の部分からキャッシュカードのようなもので隙間を広げながら剥がします。
次に、ネジがかな~りあります。写真の本数+1くらいありました。

すると、かぱっと開きます。最近の機械は全部爪で止めてあったり、ボンドで固定されていたりして難易度が高いのですが、これは楽です。

この部分がシリアル通信用のランド部分(裏側)になります。

これが隠されたUSB端子

10年ぶりくらいに取り出してきたルーペが付いたツールが活躍です。
目がどうも細かい物を見にくくなってきたような気が・・・。

配線完了、この後取れたらまた半田付けするのが面倒なのでグルーガンで固めてしまいます。

今回、このために購入してきたUSBシリアル変換基板です。3.3Vの出力が出せるのでいけそうな気がする~。

基板はこんな感じです。

これをブレッドボードに取り付けてテストしてみました。

内部のUARTにアクセス(8ビット ストップ1 パリティなし 115200bps)で接続。
今回は、Teratermを使いました。

接続できたら、このコマンドを入力して再起動だとか。
setprop persist.service.adb.enable 1
これで、USB接続ができるようになりました。
202HWはMediapad10がベースとなっているらしいので、ドライバを流用できるとか。
http://www.devfiles.co/download/zygGeX8N/Huawei-MediaPad-10-FHD-USB-Drivers-TeamAndroid.zip
以前にインストール済みだったので今回は流用ですがAndroidSDKが入った状態で、
adb devices
を打つと、無事認識されています。

「Photovision TV 202HW 機能制限解除スクリプト5」なるものを入手して
実行するとこんな感じに。

最後にエラーを吐いていますので、ここから手動でインストールコマンドを。
adb install photovision_tv_function_unlocker.apk

成功と表示されているのを信じて廃線を取り外して元に戻して起動です。
メニューの一番最後にツールが表示されて・・・

SIMが無くてもフル画面で表示されるようになりました。

今回、202HWを3台書き換えましたが、そのうち1つは、作業が完了しても音が出ない。
さらに、もう一つはリモコンの受光部がおかしい。
という症状がでました。
最初に動作確認しませんでしたから、いつからおかしいのかわからず、正常部分を集めて1台正常なのを作り出しまして。
なんとか完了です。
Photovision 202HWというフォトフレームを去年中頃に購入してあったものをいじくってみます。
中身がAndroidで動いているという結構な仕様で、Softbankの足かせがついていることもあり、市場ではかなり安価に出回っていたりします。
中身のファームウェア18.1くらいまでは、分解して、中にあるUSBポートへコマンドを流し込んだらそのまま契約SIMなしで、フルセグテレビとして使用できたみたいです。
入手したときの情報不足で、その接続するための方法もふさがれた、対策済みバージョンである、2.41αでしたっけ。
がすでに導入済みの物でした。
いろいろ調べていくと、これも対応可能な様ですが、細かな半田付けと、シリアルポート接続が必要とのこと。
年末に、時間が取れたのでやってみました。
本体の分解から。
まず、裏蓋を下にある爪の部分からキャッシュカードのようなもので隙間を広げながら剥がします。
次に、ネジがかな~りあります。写真の本数+1くらいありました。

すると、かぱっと開きます。最近の機械は全部爪で止めてあったり、ボンドで固定されていたりして難易度が高いのですが、これは楽です。

この部分がシリアル通信用のランド部分(裏側)になります。

これが隠されたUSB端子

10年ぶりくらいに取り出してきたルーペが付いたツールが活躍です。
目がどうも細かい物を見にくくなってきたような気が・・・。

配線完了、この後取れたらまた半田付けするのが面倒なのでグルーガンで固めてしまいます。

今回、このために購入してきたUSBシリアル変換基板です。3.3Vの出力が出せるのでいけそうな気がする~。

基板はこんな感じです。

これをブレッドボードに取り付けてテストしてみました。

内部のUARTにアクセス(8ビット ストップ1 パリティなし 115200bps)で接続。
今回は、Teratermを使いました。

接続できたら、このコマンドを入力して再起動だとか。
setprop persist.service.adb.enable 1
これで、USB接続ができるようになりました。
202HWはMediapad10がベースとなっているらしいので、ドライバを流用できるとか。
http://www.devfiles.co/download/zygGeX8N/Huawei-MediaPad-10-FHD-USB-Drivers-TeamAndroid.zip
以前にインストール済みだったので今回は流用ですがAndroidSDKが入った状態で、
adb devices
を打つと、無事認識されています。

「Photovision TV 202HW 機能制限解除スクリプト5」なるものを入手して
実行するとこんな感じに。

最後にエラーを吐いていますので、ここから手動でインストールコマンドを。
adb install photovision_tv_function_unlocker.apk

成功と表示されているのを信じて廃線を取り外して元に戻して起動です。
メニューの一番最後にツールが表示されて・・・

SIMが無くてもフル画面で表示されるようになりました。

今回、202HWを3台書き換えましたが、そのうち1つは、作業が完了しても音が出ない。
さらに、もう一つはリモコンの受光部がおかしい。
という症状がでました。
最初に動作確認しませんでしたから、いつからおかしいのかわからず、正常部分を集めて1台正常なのを作り出しまして。
なんとか完了です。
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